こんにちは、一宮苅安賀歯科こども歯科 理事長 服部です。昨今、売り手市場、採用難であることから転職求人サイトが目につくようになってきています。そしてそのような業者のエージェントが転職を煽っていることも事実です。歯科医師、歯科衛生士は紹介手数料がうん十万円支払って就職になることも患者さんも知って下さい。女性の歯科衛生士さんは、仲が良い職場と思って就職する方が多いようです。女子は演技が上手です。本音はえっと思っても顔に出さないことがあって気がつかない人もいませんか?男性の職場の上司や歯科医師院長が記事を読んでくださったらそうそうと思うでしょう。女ごころは秋の空って言います。その職場に就職しようとしているあなたは、経営者である院長の経営方針をきちんと確認していますか?離職理由に医院の方針というアンケートがあります。院長の治療説明、患者さん対応、スタッフの教育方針、育休実績はあるか?などです。職場とは?と考えれば、仲良しごっこの場所ではなく、患者さまから選ばれ、報酬をいただくところ、自分が成長できる(稼ぐ力が学べる チーフで管理職手当がついたり、フリーランスになったり)かであります。看護師と比較しているサイトもありますが、そもそも歯科衛生士は残業や夜勤はありませんので、歯科衛生士のほうがプライベートは充実できそうです。女子はなんだかんだで稼ぎたいのです。ネイルもしたい?(当院では足だけにして下さいとしています。)美容院に行きたい。おしゃれな服も買いたい。ハワイやディズニーワールドまで旅行も行きたい。でもね、あなたに感謝してくれる患者さんが多くないとそれはできないことなのね。ここからが今回の本題です。患者さまからいただいたお金全て院長が自由に使えるわけではないこと。新しい機材を買うための資金になったりすることを経営学を通して、記事を読んでくださっている歯科医師の院長先生は歯科衛生士に教えていますでしょうか?簿記にはプロフィットロスPLやバランスシートBSというものがあって歯科業界の平均値 仕入れ材料5% 技工費10% 看板広告5% 求人広告5% 人件費25% 教育研修費5% 固定資産15% 役員報酬9% 家賃10% 水道光熱費2% 利益9%(3%税金)が決まっています。ある歯科衛生士が院長儲かりましたね、いいですね、、と言ってきました。アホか?と。 インプラントのフィクスチャー1万円、ガイド3万、、アバットメント1万 クラウン2万 バーも消耗品 など 経費がかかり、さらに人件費 滅菌作業に他診療止めていることを考えると院長が自由に使えるお金にはならないと説明しました。月300万の売り上げでは、院長報酬30万円、税金、社会保険払って、銀行返済でゼロ。誤解や錯覚を招いているのが現状で、最低限の経営を歯科衛生士に学ばせています。歯科衛生士を雇えない歯科医院もたくさんあって、大型医療法人に優秀な人材がたくさん応募があり、数名断られた歯科衛生士を最小法人の当院が拾っているのも説明しました。識学エージェントさんと出会って、誤解や錯覚を取り除いていきましょうというお話でした。